波動を上げる・満月呼吸法

 

 

満月呼吸法とは、息を吸うときに、自分の胸の中央に光り輝く満月をイメージしながら、丹田を使って呼吸を行なう方法です。

○効果・・・  心が調和の取れた安らいだ状態になる、何事にも動じない自信が生まれる、心がまるくなる、平常心を取り戻す

満月呼吸法では、息は口は使わず鼻から行います。 正座、あぐら、または椅子に腰掛けて行なってください。

まず、満月瞑想を行なってみましょう。

①軽く目を閉じて、朝日のやわらかな光が、頭の上から顔、両肩から両腕、背中から腰、そしてヒップにかけて入ってくるところをイメージします。さらに、胸からおなか、ふとももから両脚、そして足の裏まで、やわらかな光が全身を満たします。 ②次に、光り輝く十五夜の満月を頭上に思い浮かべてください。その満月をスーッと頭の上から、胸のところまでおろしていきます。そして胸のあたりに、直径三十センチくらいの立体的な満月を思い浮かべ、この満月が胸のところで光り輝いているイメージをしばらく持ち続けてください。

 

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それでは、満月呼吸法に入っていきます。 ①まず、息を吐きながら上体を前方に倒していき、一呼吸くらい息を残した状態で一瞬ヒップを締めます。 ②次に、ヒップを緩め、息が入るにまかせると同時に、胸のところに光り輝く満月をイメージしながら、上体を起こし、背筋をのばしていきます。 そして再び息を吐き、同じ動作をくり返していきます。 心にわだかまりや引っ掛かりがたくさんあると、きれいな満月が思い描けないものですが、 呼吸法を続けて心が浄化されると美しい満月が描けるようになります。